ビッグバンドの基本のキをガッチリ押さえた ケンドール社のベイシー濃度は?




*

こんにちは、アムレスの店長、山崎 代三です。

みなさまが将来的に楽しく音楽活動を続けられますことを祈っております。

*

基本のキって何だっけ?

そもそも『基本』ってなんだっけ?

ということで、基礎という言葉と、基本という言葉の違いも気になったりしますけど、今回はそれは横においておきます。

『基本』とは
1. 判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。基礎。「基本の型」「基本を身につける」「基本に忠実な演技」
出典: 基本(きほん)の意味 - goo国語辞書
ということらしいです。

(自分の認識が間違っていなくてちょっと安心しました。)

*

まず、
「ビッグバンドの基本はカウント・ベイシー楽団の音楽です!」
と言い切ります。

*

カウント・ベイシー(Count Basie)さんに限らず、グレン・ミラー(Glenn Miller)さんやデューク・エリントン(Duke Ellington)さんなど、他にもビッグバンドという音楽ジャンルを築き上げてきた方が大勢いらっしゃるのは確かです。

ですが、日本におけるビッグバンド演奏者の演奏曲の好みは、ベイシー楽団のものが抜きん出ています。

これは23年前に、アムレスのビッグバンド・カタログを初発行した当時から変わりません。

*

その当時は、ベイシー楽団の楽曲の人気に驚き、その人気がいつまで続くのだろうかと、興味深く見ておりました。

今までの間、ゴードン・グッドウィン(Gordon Goodwin)さんがビッグ・ファット・バンドを結成しCD発売、グラミー受賞、そして譜面もたくさん出版し人気もうなぎのぼり!

ではありますが、ベイシー楽団の曲の人気は根強いものがあります。

たぶん、今後もこの状況は変わらないでしょう。

JASRACさんが実演における楽曲ごとの著作権使用料徴収額をビッグデータとして公開してくれたりすると、この裏付けがとれるのでしょうけど、すぐには難しいでしょうね……。

*

『基本がベイシーさんの曲』なら、『基本のキ』、つまり『基本中の基本』は何でしょうか。

ここで再び、
「ビッグバンドの基本のキはベイシー=ネスティコの音楽です!」
と言い切ります。

*

ベイシー楽団で演奏された、作編曲家サミー・ネスティコ(Sammy Nestico)さんの譜面は、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)さんやニール・ヘフティ(Neal Hefti)さんなどによる譜面に対して、コンスタントな人気を保っています。

これは、ベイシーさん晩年のベイシー楽団来日や、ケンドール(Kendor)社 や ハル・レオナルド(Hal Leonard)社 から 『Magic Flea』や『Strike Up The Band』など、『作者による確かな内容の譜面』が出版され続けてきたことが大きな要因でしょう。

*

よろしければ、こちらもご覧ください!

ベイシーのベは基本のキ!連休中も少しだけ営業します♪2018年ベストセラー発表完了 - アムレス店長のフロクブログ2

ベイシー=ネスティコのビッグバンド譜面3選 HPプチリニューアル - アムレス店長のフロクブログ2

Count Basie with Sammy Nestico - Count Basie - Artist - Big Band catalog - 楽譜の通信販売店アムレス

ケンドール社のベイシー濃度

ということで、今回は、ビッグバンドの基本のキをガッチリ押さえた ケンドール(Kendor)社について、ベイシー濃度を調べてみました。

ちなみに、ケンドール社は、音楽教育向け楽譜の出版社ですので、スタンダード曲はほとんど出版していませんが、毎年数十タイトルのビッグバンド譜面、弦楽合奏譜面を出版しています。

まず、ケンドール社のビッグバンド譜面 アーティスト別濃度を発表いたします!

ケンドール社 ビッグバンド譜面 アーティスト別濃度トップ21
濃度準備 アーティスト名(敬称略) タイトル数 濃度
1 SAMMY NESTICO サミー・ネスティコ 69 13.88%
2 THAD JONES サド・ジョーンズ 42 8.45%
3 BOB MINTZER ボブ・ミンツァー 30 6.04%
3 DOUG BEACH ダグ・ビーチ 30 6.04%
5 THAD JONES - MEL LEWIS BIG BAND サド・ジョーンズ=メル・ルイス・ビッグバンド 29 5.84%
6 TOSHIKO AKIYOSHI 秋吉 敏子 (トシコ・アキヨシ) 28 5.63%
7 GEORGE SHUTACK ジョージ・シュタック 24 4.83%
8 MIKE TOMARO マイク・トマロ 22 4.43%
9 JEFF JARVIS ジェフ・ジャーヴィス 16 3.22%
10 JOHN LABARBERA ジョン・ラバーバラ 13 2.62%
11 COUNT BASIE カウント・ベイシー 12 2.41%
12 BUDDY RICH バディー・リッチ 8 1.61%
13 CARL STROMMEN カール・ストロメン 7 1.41%
13 GREG YASINITSKY グレッグ・ヤシニツスキー 7 1.41%
13 TRADITIONAL トラディショナル 7 1.41%
16 TOM KUBIS トム・クービス 6 1.21%
17 ANDREW NEU アンドリュー・ニュー 5 1.01%
17 BRET ZVACEK ブレット・バチェック 5 1.01%
17 FRANK MANTOOTH フランク・マントゥース 5 1.01%
17 LENNIE NIEHAUS レニー・ニーハウス 5 1.01%
17 PETER BLAIR ピーター・ブレア 5 1.01%

ご自身の出版社が出版委託されているためもありますが、サミー・ネスティコ(Sammy Nestico)さんが堂々の第1位ですね。

そして、第2位にサド・ジョーンズ(Thad Jones)さん、第3位にボブ・ミンツァー(Bob Mintzer)さんが並んでいます。演奏者としても有名なお二人が上位に並んでいるのは、意外でもありますが、とても嬉しいですね。

カウント・ベイシー(Count Basie)さんは、第11位 2.41% でした。

ケンドール社のベイシー濃度は 2.4%です!

*

余談ですが、実演家である『カウント・ベイシーさん』(11位)と『バディー・リッチさん』(12位)、バンド名である、『サド・ジョーンズ=メル・ルイス・ビッグバンド』(5位)、そして 曲目の由来を示す『トラディショナル』(13位)を除き、ここに名前の挙がっている方はすべて作編曲者ばかりです。

その方々が、『音楽教育に協力的』であることは頭の片隅に置いておいても良いかと思います。

キャッシュレス決済・ポイント還元事業への参加

いきなり現実的な話題になります。

楽譜の通信販売店を運営している合資会社アムレスは、「中小企業かどうか?」と聞かれたら、その答えは間違いなく「はい」です。

ということで、経済産業省さんによる『キャッシュレス決済・ポイント還元事業』への参加がめでたく認められました!!!

11月1日以降のAmazon Pay(アマゾン・ペイ)による支払いがその対象となります。お客さまには、支払額の 5%がポイント還元されるとのことです。

準備ができ次第、アムレスのオンラインショップ にご案内を掲載いたします。

あとがき

豪雨の被害が各地域に続いています。
被災者のみなさまのご安全を祈っております。

*

アムレスでお世話になっている各決済事業者さんの動向からは、『キャッシュレス決済・ポイント還元事業』そのものについての不満が想像できます。

せめて3年くらいやってくれればよかったんでしょうけど、1年にも満たない一時的な事業ではね……。

*

いろいろなことがありますけど、これからもよろしくおねがいします。

楽譜の通信販売店アムレス
店長 山崎 代三

コメント

TOP Button

TOP