写真の楽譜 左から * [SHTB-52574] HIT THE GROUND RUNNING ヒット・ザ・グラウンド・ランニング * [SHTB-63039] RHAPSODY IN BLUE ラプソディー・イン・ブルー * [SHTB-88248] ON GREEN DOLPHIN STREET オン・グリーン・ドルフィン・ストリート * いずれも アムレスのオンラインショップ からご購入いただけます。
こんにちは。
台風が週末を避けてくれるだけでも嬉しい、アムレスの店長、山崎 代三です。
Facebook越しではありますが、積極的に近隣国のミュージシャンとの直接交流を続けていらっしゃる日本のミュージシャンのお姿を拝見し、安堵しております。
45年前の9月に、故ジョン・レノンさんの『心の壁、愛の橋』 (Walls and Bridges) というアルバムが発売されたそうです。
やはり『壁』よりも『橋』を築いていきたいですね。
実はツボを押さえてる?!アルフレッド社のカウント・ベイシー譜面
アルフレッド社のビッグバンド譜面は、吸収合併した旧ワーナー・ブラザース出版のブランド Belwin (ベルウィン)を引き継いでいることからもわかる通り、(昔の)映画音楽に強みがあります。そして、昔の映画音楽と言いますと、ビッグバンドとも関連が深く、アルフレッド社からは数多くのビッグバンドの名曲が出版されています。
今回は、そのアルフレッド社のビッグバンド譜面から、カウント・ベイシーさん関連の譜面をすべてリストアップしてみました!
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APRIL IN PARIS エイプリル・イン・パリ(パリの四月) [SHTB-18291]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(演奏), YIP HARBURG ( E.Y. HARBURG )(イップ・ハーブルグ)(作詞), VERNON DUKE(ヴァーノン・デューク)(作曲), JEFF HEST(ジェフ・ヘスト)(採譜), スタイル:SWING - 130 BPM., レベル:3
定番曲ですね。オリジナル録音はオルガン・フィーチャーの予定だったらしいのですが、オルガニストの Bill "Wild" Davisさんがアクシデントのためレコーディングに欠席してしまい、仕方なくビッグバンドのみになってしまった、とか。それが見事にベイシー楽団の代表曲になってしまったのですから驚きです。
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BLUE AND SENTIMENTAL ブルー・アンド・センチメンタル [SHTB-31437]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(オリジナル演奏)(作曲), JERRY LIVINGSTON(ジェリー・リビングストン)(作曲), MACK DAVID(マック・デイビッド)(作曲), ROY PHILLIPPE(ロイ・フィリップ)(編曲), スタイル:SLOW SWING, レベル:1, キー:E flat
難易度が低い譜面なのですが、オリジナル・キーですので、どのグレードのバンドが演奏しても割合良さげな気がします。ベイシーさんのオリジナル録音は、レスター・ヤングさんのテナーサックスをフィーチャーしていましたね。
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JIVE AT FIVE ジャイブ・アット・ファイブ [SHTB-67173]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(オリジナル演奏)(作曲), HARRY EDISON(ハリー・エディソン)(作曲), ROY PHILLIPPE(ロイ・フィリップ)(編曲), スタイル:JAZZ, レベル:1
これも難易度が低い譜面ですが、オリジナル・キーです。テンポをかなり上げてヘッドアレンジも加えるとかなり良きかな~、という気がします。
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JUMPIN' AT THE WOODSIDE ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド [SHTB-38929]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(オリジナル演奏)(作曲), RICH DEROSA(リッチ・デローザ)(編曲), スタイル:FAST SWING, 170-200BPM, レベル:2
オリジナル・キーのBフラットです。若干のアレンジが加えられています。なるハヤで!
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JUMPIN' AT THE WOODSIDE ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド [SHTB-15628]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(オリジナル演奏)(作曲), PAUL COOK(ポール・クック)(編曲), スタイル:BASIE SWING, 152 - 168 BPM, レベル:2
キーはEフラットです。少人数から、大人数まで対応可能。フルート、フレンチ・ホルン、バリトン、チューバのパート譜も含まれています。こちらも、なるハヤでお願いします!
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LI'L DARLIN' リル・ダーリン [SHTB-4275]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(演奏), NEAL HEFTI(ニール・ヘフティ)(作編曲), スタイル:BALLAD, レベル:2
泣く子も黙るリル・ダーリン♪ オリジナル・キーのF、オリジナル譜(米国内)です。
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LI'L DARLIN' リル・ダーリン [SHTB-15647]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(オリジナル演奏), NEAL HEFTI(ニール・ヘフティ)(作曲), ROY PHILLIPPE(ロイ・フィリップ)(編曲), レベル:1
出版社のグレード表記は 1.5 で、キーはEフラットです。少人数から、大人数まで対応可能。フルート、フレンチ・ホルン、バリトン、チューバのパート譜も含まれています。
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ONE O'CLOCK JUMP ワン・オクロック・ジャンプ [SHTB-32329]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(演奏)(作曲), JEFF HEST(ジェフ・ヘスト)(編曲)(採譜), スタイル:168 - 170 BPM, レベル:4
キーはオリジナルのF(ピアノイントロ)&Dフラット(テーマ以降)です。ニューヨークのスタジオで活躍しているジェフ・ヘストさんによる採譜は、信頼度が高いです。
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ONE O'CLOCK JUMP ワン・オクロック・ジャンプ [SHTB-27615]
BOB MINTZER(ボブ・ミンツァー)(演奏)(編曲), COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(作曲), レベル:5
ボブ・ミンツァーさんが、アルバム『Homage to Count Basie』のために編曲し、ビッグバンド演奏したアレンジです。最後の方に転調こそありますが、個人的には、あまりミンツァー色が強くないアレンジだと感じています。
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ONE O'CLOCK JUMP ワン・オクロック・ジャンプ [SHTB-5871]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(オリジナル演奏)(作曲), PAUL COOK(ポール・クック)(編曲), スタイル:STANDARD BASIE STYLE, Moderate Swing, 160 BPM, レベル:1
出版社のグレード表記は 1.5 で、キーは曲を通してBフラットのままです。少人数から、大人数まで対応可能。フルート、フレンチ・ホルン、バリトン、チューバのパート譜も含まれています。
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SWINGIN' THE BLUES スウィンギン・ザ・ブルース [SHTB-67216]
COUNT BASIE(カウント・ベイシー)(作曲), EDDIE DURHAM(エディー・ダーラム)(作曲)(編曲), スタイル:JAZZ, レベル:4
Jazz at Lincoln Center が監修する Essentially Ellingtonシリーズの譜面です。コンダクター譜の注意書きだけで3ページ使っています。キーはオリジナルのC&Dフラットです。こちらも信頼度の高いデビット・バーガーさんによる採譜。
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曲名だけ並べてみますと、
April in Paris
Blue and Sentimental
Jive at Five
Jumpin' at the Woodside
Lil' Darlin'
One O'Clock Jump
Swingin' the Blues
ということで、とてもツボを押さえた選曲です。
また、オリジナルキーの譜面が多いことにも感心しました。
臨時休業のお知らせ
9月27日(金曜)を臨時休業とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、何とぞご了解ください。
あとがき
毎週土曜日に市内のコワーキングスペース『今プラス』さんで開催されている、『大人プログラミング部』に8月から参加しています。まだ3回だけの参加ですが、近年のプログラミング世界の動向をようやく掴みかけてきました。
「これからの経験が、アムレスのオンラインショップにも活かせると良いな~」と淡い期待をしております。
よろしければ、こちらのブログもご覧ください。
Laradock インストールの巻@大人プログラミング部 – teffs
では、これからもよろしくお願いします。
楽譜の通信販売店アムレス
店長
山崎 代三